連盟の特質と武士道精神

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■ 刀法・鞘の内・刀法(前切り)、鞘の内の理念について ■ 


1.連盟刀法第一本目の技...前切り 

 

前面に対座せる敵の害意を認めるや機先を制し直ちに其の面部から

胸部(首)に斬り付け倒れるところを更に上段より斬り込みて勝つ意 なり。


2.居合道の鞘の内の理念

相手を圧する心意気を以て鞘離れの瞬時に相手を制すること、これ即ち居合の生命にして鞘の内と言う

 

①刀法・流派名1.連盟に現存する流派名 2.連盟刀法について


1.連盟に現存する流派名(順不同)

無雙直傳英信流 無外流 神道無念流 伯耆流 北辰一刀流 関口流 新陰流 夢想神伝流 荒木無人斎流 神伝流

 

2.連盟刀法の制定年月日及び技名流派名

 

昭和31年10月7日
一本目 前切(英信流)
  
二本目 前後切(無外流)三本目 切上げ(神道無念流)四本目 四方切(水鴎流)五本目 切先返し(伯流)

連盟の特質、武士道精神、指導者の役割

 

①連盟の特質1.全日本居合道連盟の特質について

我が連盟は、古来より伝承されたる古武道の居合道の各流派を正しく後世に伝承せんが為、武士道精神に則って創立された日本唯一最高の居合道専門団体であり誇りある連盟である。

 

①連盟の武士道精神
全日本居合道連盟の武士道精神について

礼儀正しく、相手の人格を尊重し、己が誠の心と強健なる身体を鍛錬することにある。即ち己が人格、識見、技能を

磨き道義と愛国心と国旗に対する崇敬の念を重んじ如何なる艱難辛苦、因苦欠乏にも堪え、自己の職業を天職として之に

全霊を傾注し、世の中でなくてはならぬ人となることである。

 

①高級指導者の役割3.高級指導者の役割(指導法について)

指導する技前の意義を相手に良く理解せしめると共に自分自身もその技の剣理、術理を充分納得した上で懇切丁寧を旨とし忍耐力をもって指導する事である。